日本女子野球の歩み
1950年代に女子プロ野球(準硬式)が発足、その後実業団へ移行し1971年に自然消滅。
1970年代に女子軟式野球ブームが到来するが、当時女子野球は社会的に認知されず1977年自然消滅。
1988年に関東女子軟式野球連盟、1990年に全日本女子軟式野球連盟が結成され今日に至る。
1994年に(財)全日本軟式野球連盟や六大学が女子選手に門戸を開く。
2000年 5月 1日には女子硬式野球の国際試合も日本で開催されている。
2014年には宮崎県で女子硬式野球の「ワールドカップ」が開催された。
年 | できごと |
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1917.11 | 今治高等女学校(愛媛県)が野球部を創設。 |
1919.春 | 名古屋市で「高等女学校野球大会」を開催。 |
1938.1 | カリフォルニア州女子軟式野球団が来日、各地で親善試合。 |
1947.8 | 横浜市でオール横浜女子野球大会を開催。 |
1949.5 | 女子プロ野球チーム『ロマンス・ブルーバード』を結成。 |
1950.3 | ロマンス・ブルーバード、レッドソックス、ホーマー、パールスの4球団で日本女子野球連盟を結成。4月~女子プロ野球ブーム。最盛期には全国で約25チーム。 |
1952 | 女子プロ野球が社会人野球に移行。 |
1959.4 | 日本女子野球連盟を解散し、日本女子野球協会が発足。 |
1971.3 | プロ野球からノンプロ(社会人)と続いた女子野球は自然消滅。 |
1977 | 全日本女子野球協会設立。 |
1980 | 神戸山手女子短期大学が野球部を創設。 |
1982 | 全日本女子野球協会自然消滅。 |
1987.8 | 全国大学女子軟式野球連盟を結成。第1回全国大会開催(本年16回)。 |
1988(S.63.3) | 関東女子野球連盟を結成。第1回関東大会(春・秋)開催(本年15回)。 |
1989(H.1.8) | 関女連選抜と西日本連盟(現関西連盟)選抜親善試合開催。全国組織へ。 |
1990(H.2.8) | 全日本女子軟式野球連盟を結成。第1回全国大会開催(本年13回)。 |
1991(H.3.10) | プロ野球オリックスの入団テストに2人の女性が挑戦(不合格)。 |
1992(H.4~) | 関女連選抜と全国大学女子軟式野球連盟親善試合。 |
1994(H.6.2) | 全日本軟式野球連盟が小・中・高・一般の女子の参加を承認。 |
1994(H.6.4) | 東京六大学が女子学生に門戸を開放。 |
1995(H.7.1) | アメリカ女子プロ野球チーム「シルバーブレッズ」の入団テストに3名挑戦(不合格)。 |
1995(H.7.10) | 第1回ジャパンカップ(全女連優勝vs全国大学女子優勝)を開催(本年8回)。 |
1996(H.8.6) | 第1回全国選抜北海道大会を開催。1999~地区大会へ移行。 |
1999(H.11.4) | 全日本硬式チーム「エネルゲン」が渡米。 |
1999(H.11.5) | "ワールドベースボールウィークインジャパン"に全女連初参加。 |
2000(H.12.5) | 第1回日米女子硬式野球大会開催(西武ドーム)。 |
2001(H.13.春) | 東京六大学リーグ戦で、明大vs東大で初の女性投手対決。 |
2001(H.13.7) | 第1回女子野球選手権をカナダ・トロントで開催。 |
2001(H.13.8) | 久留米商業高等学校チームが初参加。 |
2002(H.14.8) | ピンクリボンキャンペーン(乳ガン啓蒙支援活動)を推進。 |
2003(H.15.8) | 第1回全国高等学校女子軟式野球選手権大会を開催。 |
2004(H.16.8) | 第15回記念大会実施。一般の部48チーム。高校生の部5チームが参加。 |
2009(H.21.8) | 第20回全日本女子軟式野球選手権大会を開催 |
2010(H.22.4) | 国内で女子プロ野球開幕。(京都アストドリームス、兵庫スイングスマイリーズ) |
2011(H.23.8) | 一般の部32チームに加え中高生の部15チームが大会に参加。 |
2011(H.24.7) | 女子学童軟式野球大会「東京都知事杯」を開催(第1回) |
2013(H.25.8) | 学童女子軟式野球「NPBガールズトーナメント2013全国大会を開催(第1回) |
2014(H.26.1) | 全日本女子軟式野球連盟が公益財団法人 全日本軟式野球連盟に加盟 |
2014(H.26.8) | 第25回 全日本女子軟式野球選手権大会(一般の部、中高生の部:記念大会)を開催予定 |